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温度調節器(デジタル調節計)のオートチューニングでAt-1(40%AT)とAt-2(100%AT)の違い、使い分けを教えてください。

FAQ番号:FAQ00555

 

回答

(表1)をご参照ください。

 

AT(オートチューニング(At-1またはAt-2))を実行すると、操作量を強制的に変化させて制御対象の特性を求め、最適なPID定数を自動設定します。ATはリミットサイクル法で行われます。

 

以前は、100%ATしかなく、ATのパラメータに対してON(実行)、OFF(中止)を選択しました。
現在は、At-1(40%AT)とAt-2(100%AT)を選択する機種が主流になっています。

(形E5CS、形E5CSV、形E5CBシリーズはAt-1、At-2の選択はできません。)

対象機種は(表2)にてご確認ください。

オートチューニングを実行する方法はこちらのFAQをご覧ください。


(表1) AT(オートチューニング)の種類

 

種類
説明図
解説/用途
40%AT
(At-1)
操作量変化幅40%でリミットサイクルを行います。
●100%ATとの比較
 ・チューニング中の温度の
  ふれ幅を小さく抑えます。
 ・ATにかかる時間が長く
  なります。*1
●用途
 ・チューニング中の現在値の
  変動を抑えたい場合に
  使用します。
100%AT
(At-2)
操作量変化幅100%でリミットサイクルを行います。
●40%ATとの比較
 ・チューニング中の温度の
  ふれ幅が大きくなります。
 ・ATにかかる時間は短く
      なります。
●用途
 ・現在値の変動を気にせず、
  AT実行時間を短くしたい
      場合に使用します。*1
*1 実際にATにかかる時間は、使用条件等によりますので規定はありません。

  こちらのFAQもあわせてご覧ください。


 

(表2) At-1(40%AT)とAt-2(100%AT)を選択できる種類

 ・加熱冷却制御時と位置比例のフローティング制御時は、100%AT のみ実行できます。

シリーズ
形式
形E5CD/形E5CD-B
形E5ED/形E5ED-B
形E5□C 形E5AC 形E5EC 形E5EC-B 形E5CC 形E5CC-B 形E5CC-U 
形E5DC 形E5DC-B 形E5GC 
形E5□C-T
(プログラムタイプ)
形E5AC-T 形E5EC-T 形E5CC-T
形E5□N-H
(高性能タイプ)
形E5AN-H 形E5EN-H 形E5CN-H
形E5□N-HT
(プログラムタイプ)
形E5AN-HT 形E5EN-HT 形E5CN-HT
形E5□N *2 *3
(ベーシックタイプ) 
形E5AN *2 形E5EN *2 形E5CN *2   形E5CN-U *2 形E5GN *3
形E5□R *4
(基本タイプ)
形E5AR *4 形E5ER *4 
形E5□R-T *4
(プログラムタイプ)
形E5AR-T *4 形E5ER-T *4 

*2 形E5AN、形E5EN、形E5CN、形E5CN-U(形E5□Nシリーズ・ベーシックタイプ)は2017年3月に

   生産を終了しました。関連情報の「生産終了/代替情報」をご利用ください。
*3 形E5GN (形E5□Nシリーズ・ベーシックタイプ)は2015年3月に生産を終了しました。

   関連情報の「生産終了/代替情報」をご利用ください

*4 形E5□R、形E5□R-Tは2021年3月に生産を終了します。

   関連情報の「生産終了/代替情報」をご利用ください。


■ お願い
 設定パラメータの詳細、操作手順等については、商品情報のURLよりカタログ・ユーザーズマニュアルを
 ダウンロードしてご利用ください。
 (ユーザーズマニュアルのダウンロードには無料の会員登録が必要です。)

 

(2019年5月現在)