Page top

近接センサでリレーを駆動したい。可能ですか?

FAQ番号:FAQ00361

 

回答

使用条件を満たせば、近接センサでリレーを駆動することは可能です。
ただし、リレーコイルから発生する逆起電圧によって、センサ内部の半導体が破損する可能性があります。
サージ吸収用素子付きのリレー(*1)をお使いください。

その他の使用条件については、下表を参照ください。
センサタイプ
形式例
条件
直流3線式
オープンコレクタ
形E2E-X□C□-□ 電源電圧-残留電圧 >リレーの動作電圧
直流3線式
コレクタ負荷内蔵形
形E2E-X□E□-□ ・リレーの定格電流    ≦ センサの開閉容量
電源電圧-残留電圧 >リレーの動作電圧
直流2線式 形E2E-X□D□-□ ・リレーの定格電流    ≦ センサの開閉容量
電源電圧-残留電圧 >リレーの動作電圧
センサの漏れ電流   < リレーの復帰電流 *2
交流2線式 形E2E-X□Y□ ・リレーの定格電流    ≦ センサの開閉容量
電源電圧-残留電圧 >リレーの動作電圧
センサの漏れ電流   < リレーの復帰電流 *2
リレーの突入電流    ≦ センサの開閉容量 *3
*1 お客様で外付けすることも可能です。 容量の計算式については、関連FAQを参照ください。
*2 センサの漏れ電流>リレーの復帰電流の場合には、復帰不良がおきますので、ブリーダ抵抗を追加してください。
*3 ACのリレーコイルは、定格電流の2~3倍の突入電流が流れます。


■「電源電圧-残留電圧>リレーの動作電圧」の確認方法

例 (試算の条件)
電源電圧 DC24V
センサ 直流3線式 形E2E-X5ME1
リレー 形MY2 DC24

手順
内容
1 センサの残留電圧の値をカタログで確認します。
・カタログ掲載
2 リレーの動作電圧の値をカタログで確認します。
・カタログ掲載例


DC24Vの場合 24(V)×80(%)=約19.2(V) です。
3 「電源電圧-残留電圧>リレーの動作電圧」の条件を満たしているか確認します。

電源電圧DC24V - センサの残留電圧2V>リレーの動作電圧:19.2V
⇒条件を満たしているので接続可能です。


■「センサの漏れ電流 < リレーの復帰電流」の確認方法

例 (試算の条件)
電源電圧 DC24V
センサ 直流2線式 形E2E-X2D1
リレー 形MY2 DC24

手順
内容
1 センサの漏れ電流の値をカタログで確認します。
・カタログ掲載例
 
2 リレーの復帰電圧の値をカタログで確認します。
・カタログ掲載例


DC24Vの場合 24(V)×10(%)=2.4(V) です。
3 ②で求めた復帰電圧 2.4V時の電流値を求めます。

(1) 形MY2 DC24のインピーダンスを求めます。
    定格電圧 DC24(V)/定格電流 36.3(mA)=0.66115・・・(kΩ)
(2) (1)で求めたインピーダンスからDC2.4V時の電流値を求めます。
    DC2.4(V)/0.66(kΩ)=3.6363・・・(mA)
4 「センサの漏れ電流<復帰電圧時の電流値」の条件を満たしているか確認します。

センサの漏れ電流 0.8mA< リレーの復帰電圧時の電流値 3.6mA 
⇒ 条件を満たしているので、そのまま接続できます。(ブリーダ抵抗は不要です。)

 

■「リレーの突入電流 ≦ センサの開閉容量」の確認方法 

例 (試算の条件)
電源電圧 AC100V 50Hz
センサ 交流2線式 形E2E-X1R5Y1
リレー 形MY2-CR AC100/110V


手順
内容
1 リレーの定格電流をカタログで確認します。突入電流の値を試算計算します。
 
2 リレーの定格電流を3倍にします。
ACのリレーコイルは、定格電流の2~3倍の突入電流が流れるため、定格電流の3倍を突入電流の目安とします。
リレーの定格電流 12.9mA X 3倍 =38.7(mA)
3 センサの開閉容量をカタログで確認します。
4 「リレーの突入電流≦センサの開閉容量」の条件を満たしているか確認します。

 リレーの定格電流×3≦センサの開閉容量
 リレーの突入電流 38.7mA≦センサの開閉容量 100mA
 ⇒ 条件を満たしているので、接続可能です。