F150 V3

「有無検査」ですか？
「方向表裏」ですか？
方向表裏なら「ワークの形状」ですか？
F150のガイダンスに従い、必要な情報を入力していくだけで確実に設定が行なえ、立上げ工数も削減できます。

最大16領域まで、検査の種類を個別に設定できるので複合的な検査にも対応できます。

やりたい検査が間違いなく選ばれているか確認できます。

設定後、修正が生じた場合も対話メニューで簡単に微調整できます。

多彩な照明制御により、検査に適した画像を美しく、しかも安定してとりこめます。ドーム型形状なので外乱の影響を受けにくく、キズの検査などを実現します。しかも赤と緑の混合色なので検出できるワークも拡がります。

照射方向および輝度を変えられます。また、形F150-SLC20では同軸落射照明も可能。様々なワークに対し最適な照明方法を設定できます。

・コントローラのメニューから点灯エリア・光量を制御。
　照明に触れることなく簡単に設定を変更できます。
・照明もシーンデータとして位置づけられているため、品種変更に合わせて照明も条件変更できます。
・照明設定を数値化してコントローラが管理。
　照明設定の再現性を高めます。

検出物体を撮すカメラと照明・レンズの一体化により、カメラの設置が簡単。

2方向、2ラインの検査を簡単に、しかもローコストで実現しました。

2台のカメラの画像を同一タイミングで取り込むことができます。
取り込み方式には、2カメラの順次切り換えのほかに各カメラの画像を1枚に合成して取り込むモードがあります。

どんな不良が発生したか画像で確認できるため、生産工程の保全、改善などに役立ちます。
また、保存画像に対して、再計測や計測条件の変更が可能なので、導入時の立ち上げ時間を大幅に短縮できます。
※電源を切るまでは記憶できます。
　良品画像を含むすべての画像の保存も可能です。

●小型でかつ高分解能を実現。
●全画素読み出し方式・正方格子タイプのCCD素子を採用。
　画像処理に適した鮮明・高詳細な画像が得られます。
●電子シャッタ搭載で高速ラインにも対応します。
●シャッタスピードはメニューからシーン毎に設定可能。
　ライン速度・ワークに応じて最適なスピードを選べます。

●平滑化・エッジ強調・エッジ抽出・背景カットなどの前処理により検査に最適な画像を得ることができます。
●リアルタイム（画像取り込みと同時）に前処理を行えます。

●256階調の濃淡サーチ処理でサブピクセル（1画素未満）の精度で位置計測することができます。高精度な位置決め用途にお使いいただけます。

●オムロン独自のアルゴリズムでカケ・キズ・バリ・汚れなどの外観不良を高速かつ詳細に検査できます。
●直線・円周・長方形などの領域を設定でき、様々な形状の欠陥検査が可能です。

●ワークのエッジ位置を高精度（サブピクセル）に計測します。
　ワークの幅・寸法検査に最適です。
●エッジの本数・ピッチの計測機能も装備。
　ICやコネクタのリード検査などに応用できます。

●計測データの四則演算や最小・最大値・2点間距離・角度などの演算式をメニューで設定できます。
●最大24種類の演算式を設定でき、演算結果に対する判定・データ出力も行えます。