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E5DC / E5DC-B

温度調節器(デジタル調節計)(22.5mm幅DINレール取り付けタイプ)

E5DC / E5DC-B

形E5□Cシリーズの操作性、高性能をそのままにタッチパネル/PLCと温度調節器を接続するシステムの最適なDINレール取り付けタイプ。プッシュインPlus端子台タイプのラインアップを追加。

※ Web特別価格提供品

温度制御Navi

入力から出力まで温度制御をトータルサポート 温度制御に必要な知識をご紹介

警告表示の意味

csm001001508_b_1_1 ●注意レベル
正しい取扱いをしなければ、この危険のために、時に軽傷・中程度の傷害を負ったり、あるいは物的損害を受ける恐れがあります。
安全上の要点 製品を安全に使用するために実施または回避すべきことを示します。
使用上の注意 製品が動作不能、誤動作、または性能・機能への悪影響を予防するために実施または回避すべきことを示します。

図記号の意味

csm001001508_b_2_1 ●感電注意
特定の条件において、感電の可能性を注意する通告。
csm001001508_b_2_2 ●禁止図記号の一般
特定しない一般的な禁止の通告。
csm001001508_b_2_3 ●分解禁止
機器を分解することで感電などの傷害が起こる可能性がある場合の禁止通告。
csm001001508_b_2_4 ●注意図記号の一般
特定しない一般的な注意、警告、危険の通告。
csm001001508_b_2_5 ●強制図記号の一般
特定しない一般的な使用者の行為を指示する図記号。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 4
E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 5

感電により軽度の傷害が稀に起こる恐れがあります。
通電中は端子に触らないでください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 6

感電の恐れがあります。手が濡れた状態でケーブルやコネクタ部に触らないでください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 7

軽度の感電、発火、機器の故障が稀に起こる恐れがあります。製品の内部や設定ツール用ポートの内部、設定ツール用ケーブルのコネクタ部のピン間に金属、導線、取り付け加工中の切粉または水分などが入らないようにしてください。
前面設定ツール用ポートを使用されないときは、上記の異物が入らないようにカバーを確実に閉めてください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 8

爆発により稀に軽度の傷害の恐れがあります。
引火性、爆発性ガスのある所では使用しないでください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 9

発火が稀に起こる恐れがあります。本体の設定ツール用ポート内やケーブルのコネクタ部のピン間にゴミ等がたまらないようにしてください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 10

軽度の感電、発火が稀に起こる恐れがあります。
ケ-ブルが傷んだ状態で使用しないでください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 11

軽度の感電、発火、機器の故障が稀に起こる恐れがあります。分解、改造、修理したり、内部に触らないでください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 12

注意:火災や感電の危険
a)当機は、オープンタイプのプロセスコントローラとして、UL Listing*1の認証を受けていますので、必ず外へ火の出ない構造の盤内でご使用ください。
b)2つ以上の遮断スイッチをご使用の場合、修理点検前にすべてのスイッチをOFFし、製品を無通電状態にしてください。
c)信号入力はSELV、制限回路です。*2
d)注意:火災や感電の危機を低減するため、異なるClass2回路の出力を内部で接続しないでください。*3

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 13

寿命を超えた状態で使用すると接点溶着や焼損が稀に起こる恐れがあります。
必ず実使用条件を考慮し、定格負荷、電気的寿命回数内でご使用ください。
出力リレーの寿命は、開閉容量、開閉条件により大きく異なります。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 14

形 E5DC/E5DC-Bで、メインユニットのみを交換される場合、端子ユニットの状態も確認してください。
端子金具が腐食したまま使用すると、接触不良により、温度調節器内部の温度が上昇し発火する恐れがあります。
このような場合には端子ユニットも合わせて交換してください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 15

ねじが緩むと発火が稀に起こる恐れがあります。端子ねじは規定トルク0.43~0.58N・mで締めてください。*4

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 16

設定内容と制御対象の内容が異なる場合には、意図しない動作により稀に、装置の破損や事故の原因となります。温度調節器の各種設定値は、制御対象に合わせて正しく設定してください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 17

温度調節器の故障により制御不能や警報出力が出なくなると本機へ接続されている設備、機器等への物的損害が稀に起こる恐れがあります。本機の故障時にも安全なように、別系統で監視機器を取り付けるなどの安全対策を行ってください。

*1.形E5CC/E5EC/E5AC/E5DCは、2013年11月工場出荷分まではULRecognitionです。
*2. SELVとは「入出力間が二重または強化絶縁されており、出力電圧が30Vr.m.sおよび42.4VピークまたはDC60V以下の電源」を言います。
*3. Class2 回路とは「製品二次側出力が電流、電圧ともあるレベルに制限されていることを試験を受けULで認証されている回路のこと」を表します。
*4. ただし、形E5CC-Uは0.5N ・ mです。

安全上の要点

製品の動作不良、誤動作または性能・機能への悪影響を防ぐため、以下のことを守ってください。不具合事象が稀に起こることがあります。定格外の取り扱いはしないでください。

(1) 屋内専用機器のため屋内のみで使用してください。ただし、下記の環境では使用または、保管はしないでください。
   ・加熱機器からの輻射熱を直接受けるところ
   ・水がかかるところ、被油のあるところ
   ・直射日光が当たるところ
   ・塵あい、腐食性ガス(とくに硫化ガス、アンモニアガスなど)のあるところ
   ・温度変化の激しいところ
   ・氷結、結露の恐れのあるところ
   ・振動、衝撃の影響が大きいところ

(2)周囲温度および湿度は定格範囲で使用および保管してください。
   複数の温度調節器で密着取り付けを行ったり、上下に並べて取り付けを行うと温度調節器の発熱により温度調節器内部の温度が上昇し寿命が短くなってしまいます。このような場合には温度調節器へファンにより風を送るなどの強制冷却をしてください。

(3) 放熱を妨げないよう、温度調節器の周辺をふさがないでください。温度調節器本体の通風孔はふさがないでください。

(4)端子の信号名と極性を確認し、正しく配線してください。

(5)裸線接続の配線材は、銅製のより線か、単線をご使用ください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 19

   形E5CC/E5EC/E5AC/E5DC/E5GC(ねじ端子台タイプ)/E5□C-Tと形E5CC-U(プラグインタイプ)の配線用圧着端子は、指定サイズのものをご使用ください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 20

   形E5□C-B(プッシュインPlusタイプ)では、1端子への配線は1本までとしてください。その他形式では、1端子への配線は同じサイズ、同じ種類の線で2本まで、圧着端子は2枚までの接続としてください。ただし、形E5GC(スクリューレスクランプ端子台タイプ)で1端子に2本の配線を接続する場合、棒端子(フェルール端子)は、太さφ0.8~Φ1.4mmで露出導電部の長さは、8mm~12mmの2本圧着タイプのものを使用してください。*

   *形E5GC(スクリューレスクランプ端子台タイプ)は、より線を1本接続した状態でULによる試験を受けております。

(6)使用しない端子には何も接続しないでください。

(7)電源電圧入力において、AC入力タイプは商用電源をご使用ください。
   インバータによっては出力仕様として、出力周波数を50/60Hzと表示されているものもありますが、製品の内部温度上昇により発煙・焼損の恐れがありますので、インバータの出力を電源として使用しないでください。

(8)誘導ノイズを防止するために、温度調節器の端子への配線は、高電圧、大電流の動力線とは分離して配線してください。また、動力線との平行配線や同一配線を避けてください。配管やダクトを別にする、シールド線を使用するなどの方法も効果があります。
   ノイズを発生している周辺の機器(とくに、モータ、トランス、ソレノイド、マグネットコイルなどのインダクタンス成分を持つもの)には、サージアブソーバやノイズフィルタを取り付けてください。
   電源にノイズフィルタを使用する場合は、電圧と電流を確認した上で温度調節器にできるだけ近い位置に取り付けてください。
   強い高周波を発生する機器(高周波ウエルダ、高周波ミシンなど)やサージを発生する機器から、できるだけ離して設置してください。

(9)電源電圧および負荷は、定格の範囲内でご使用ください。

(10)電源電圧は2秒以内に定格電圧に達するようにスイッチ、リレーなどの接点を介して一気に印加してください。徐々に電圧を印加しますと、電源リセットしなかったり出力の誤動作が発生することがあります。

(11)温度調節器に電源を投入してから、正しい温度を表示するまで30分かかります。(実際に制御を始めるこの時間前に電源を投入してください)

(12)形E5□Cで、セルフチューニングを使用される場合は、温度調節器と負荷(ヒータなど)の電源は同時、あるいは負荷の電源を先に投入してください。温度調節器の電源を投入してから負荷の電源を投入すると正しいセルフチューニングおよび最適な制御ができなくなります。

(13)作業者がすぐ電源をOFFできるようスイッチまたはサーキットブレーカを設置し、適切に表示してください。

(14)本製品の汚れはやわらかい布で乾拭きしてください。なお、シンナー、ベンジン、アルコールなどの溶剤を含む薬品等を使用しないでください。変形・変色の恐れがあります。

(15)電源を投入して温度調節器の出力が確定するまで2秒かかります。この時間を考慮して(制御盤などの)設計してください。

(16)初期設定レベルへ移行すると出力がOFFになりますので、これを考慮した制御をしてください。

(17)不揮発性メモリには書き込み回数に寿命があります。通信などでデータを頻繁に書き換える場合はRAMモードで使用してください。

(18)接地された金属に触れるなどの静電気対策を行った上で製品に触れてください。

(19)廃棄時に分別するとき、工具を使用してください。内部部品の鋭利な部分でけがをする恐れがあります。

(20)形E5CC/E5CC-B/E5CC-U/E5EC/E5EC-B/E5AC/E5DCでロイド規格適応時は、「船舶規格の適合について」に記載されている条件で設置してください。

(21)設定ツール用ポートが2つある機種(形E5EC/E5EC-B/E5AC/E5DC/E5DC-B/E5GC)で、両方のポートに同時にケーブルを接続しないでください。故障や誤動作の原因となります。

(22)USB-シリアル変換ケーブルに重い物を載せたり、無理に曲げたり、引っ張ったりしないでください。故障の原因となります。

(23)通信状態での、変換ケーブル及びUSB- シリアル変換ケーブルの脱着は行わないでください。故障や誤動作の原因となります。

(24)外部の電源端子などに本体の金属部分が接触しないようにしてください。

(25)通信距離については仕様範囲内で、通信線は指定のケーブルをご使用ください。
   icon_01形E5□Cの通信距離仕様、ケーブルについては、「形E5□C デジタル調節計 ユーザーズマニュアル」(Man.No.:SGTD-740)をご参照ください。
   icon_01形E5□C-Tについては、「形E5□C-T デジタル調節計プログラムタイプ ユーザーズマニュアル」(Man.No.:SGTD-742)をご参照ください。

(26)通信用ケーブルを無理に曲げたり、引っ張ったりしないでください。

(27)USB- シリアル変換ケーブルを温度調節器に接続した状態で、温度調節器本体の電源を投入または切断しないでください。温度調節器の誤動作の原因となります。

(28)USB- シリアル変換ケーブルのインジケーターが正常に動作していることをご確認ください。ご使用状況によってはコネクタ、ケーブルの劣化を早め、正しく通信が行えない恐れがありますので、定期的な点検および交換をお願いします。

(29)無理な押し込みにより、破壊が起こる恐れがあります。コネクタ接続の際は、コネクタの向きを確認して正しく接続してください。スムーズに入らない場合は、無理に押し込まないでください。

(30)ケ-ブルにノイズが入って、機器が誤動作する恐れがあります。変換ケーブル及びUSB-シリアル変換ケ-ブルを機器に常時接続した状態で使用しないでください。

(31)形E5DC/E5DC-Bで、メインユニットを端子ユニットに取り付ける場合、メインユニットのフックが端子ユニットに確実に挿入されたことを確認してください。

(32)形E5CC-U で、ソケットに取り付ける場合、ソケットのフックが温度調節器本体に確実に挿入されたことを確認してください。

(33)DINレールは地面に対して垂直に設置してください。

(34)形E5DC/E5DC-B で、端子ユニットからメインユニットを着脱する場合は電源をOFFしてから行い、絶対に端子や電子部品に手を触れたり衝撃を与えたりしないでください。挿入時に電子部品をケースに接触させないでください。

(35)形E5GC で、端子台を外す場合やドローアウトする場合は、以下のことを守ってください。
   icon_01・必ず「形E5□C デジタル調節計 ユーザーズマニュアル」(Man.No.:SGTD-740)の手順通りに実施してください。
   ・電源をOFFにしてから行い、絶対に端子や電子部品に手を触れたり衝撃を与えたりしないでください。挿入時に電子部品をケースに接触させないでください。
   ・端子が腐食していないか確認してください。
   ・本体をリアケースに挿入する場合、上下のフックが確実にかかるようにしてください。

(36)形E5□C-Bで、配線する場合は、以下のことを守ってください。
   ・必ず「●配線時のお願い ・形E5□C-B(プッシュインPlus端子台タイプ)について」の手順通りに実施してください。
   ・リリースホールには配線しないでください。
   ・リリースホールにマイナスドライバを押し込んだ状態で、マイナスドライバを傾けたり、ねじったりしないでください。端子台が破損する恐れがあります。
   ・リリースホールにマイナスドライバを押し込むときは斜めにして入れてください。まっすぐに入れた場合は端子台が破損する恐れがあります。
   ・リリースホールに押し込んだマイナスドライバを落下させないようにご注意ください。
   ・電線は無理に曲げたり、引っぱったりしないでください。断線する恐れがあります。
   ・形E5CC-B/E5EC-Bは入力電源と通信以外は、渡り配線しないでください。
    形E5DC-Bは渡り配線しないでください。

船舶規格の適合について

形E5CC/E5CC-B/E5CC-U/E5EC/E5EC-B/E5AC/E5DCの製品は、ロイド規格に適合しています。本規格の適用に際しては、使用条件における設置環境を満たす取り付けをしてください。また、本体に防水パッキンを挿入してください。

使用条件

設置条件

形E5CC/E5CC-B/E5CC-U/E5EC/E5EC-B/E5AC/E5DCの製品は、ロイド規格の設置カテゴリENV1、ENV2に適合していますので、設置環境の空調が整備された箇所への取り付けが対象範囲となります。なお、船橋(ブリッジ)、甲板(デッキ)、および振動の厳しい場所では、使用することができませんのでご注意ください。

使用上の注意

長くお使いいただくために

(1)次の温湿度範囲内で使用してください。
   温度:-10~+55℃(ただし、氷結および結露のないこと)
   相対湿度:25~85%
   盤内に設置している場合は盤の周囲温度ではなく、温度調節器の周囲で55℃を超えないようにしてください。

(2)温度調節器など電子機器は、リレーの開閉回数による寿命とは別に内部に使用している電子部品の寿命による製品寿命があります。部品の寿命は周囲温度に依存しており周囲温度が高くなると短くなり、低くなると長くなります。このため温度調節器内部の温度を下げることによって、寿命を長くすることができます。

(3)複数の温度調節器の密着取り付けを行ったり、上下に並べて取り付けを行うと温度調節器の発熱により温度調節器内部の温度が上昇し、寿命が短くなってしまいます。
   このような場合にはファンにより温度調節器へ風を送るなどの強制冷却を考慮する必要があります。
   ただし、端子部のみが冷却されることのないようにご注意願います。測定誤差の原因となります。

精度よく測定するために

(1)熱電対のリード線を延長される場合は熱電対の種類に合わせ、必ず補償導線をご使用ください。

(2)白金測温抵抗体のリード線を延長される場合は抵抗値の小さいリード線を使用して、3線のリード線の抵抗値を等しくしてください。

(3)取り付け角度は水平に取り付けてください。

(4)誤差が大きい場合には、入力補正が正しく設定されているかどうかご確認ください。

防水性について(形E5CC-U/E5DC/E5DC-Bは除く)

保護構造は下記のとおりです。保護構造が明記されていない、またはIP□0の部分について防水性はありません。
  前面:IP66、リアケース:IP20、端子部:IP00
防水になるように取り付けるには、本体に防水パッキンを挿入してください。また、形E5EC/E5EC-B/E5AC/E5EC-T/E5AC-Tの前面設定ツール用ポートカバーは、確実に閉じた状態にしてください。
防水パッキンを使用される場合、保護構造はIP66となります。(IP66の防水レベルを確保するために、ご使用環境によっては、防水パッキンおよび前面設定ツール用ポートカバーが劣化、収縮または硬化するため、定期的な交換をおすすめします。定期的な交換時期は使用環境により異なります。お客様でご確認ください。3年以下を目安としてください。なお定期的な交換をされない場合の防水レベルは当社では責任を負いかねます。)

運転時の注意

(1)セルフチューニングを使用される場合は、温度調節器と負荷(ヒータなど)の電源を同時、あるいは負荷の電源を先に投入してください。温度調節器の電源を投入してから負荷の電源を投入すると正しいセルフチューニングおよび最適な制御ができなくなります。
   ウォームアップ後に運転スタートする場合は、ウォームアップ完了後に一旦電源をOFFして、温度調節器と負荷の電源を同時に投入してください。(温度調節器の電源再投入の代わりに、STOPからRUNへの移行でも可能です)

(2)ラジオ、テレビジョン、無線機に近接して使用すると、受信障害の原因になることがあります。

その他

(1)パソコンが誤動作する恐れがあります。USB- シリアル変換ケーブルのUSBコネクタの着脱をすばやく繰り返さないでください。

(2)USBコネクタをパソコンに接続時、パソコン側がケーブルを認識するまで時間がかかることがありますが、故障ではありません。COMポート番号を確認してから通信を開始してください。

(3)USB- シリアル変換ケーブルが誤動作する恐れがあります。USBハブを通してパソコンに接続しないでください。

(4)USB-シリアル変換ケーブルが誤動作する恐れがあります。USB部分を延長ケーブルなどで伸ばしてパソコンに接続しないでください。

(5)配線について
   連結して使用する場合、電源線は連結ブロック内の左端のユニットだけに配線してください。誤配線した場合、内部で入力が短絡され、ユニットが破損されます。
   各連結ブロック間または、他の機器への渡り配線は行わないでください。故障や誤動作の原因となります。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 30

(6)N台連結時は、1台のN倍の突入電流が流れます。特に突入電流により、外付けヒューズが溶断したり、ブレーカが動作しないよう、ヒューズは溶断特性、ブレーカは動作特性を十分確認し、選定してください。1台当たりの突入電流は30A以下です。

(7)連結しないコネクタに関してはコネクタカバーを装着した状態にしてください。出荷状態では、コネクタカバーは製品に装着されています。

(8)通電中はユニットの増設、分離をしないでください。

取り付け方

取り付けパネルへの取り付け方

形E5GC

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 34

(1)防水になるように取り付けるには、本体に防水パッキンを挿入してください。密着取り付け時は防水ができません。

(2)形E5GCを、パネルの取り付け穴に挿入します。

(3)アダプタは上下または左右のいずれかで2個使用してください。

(4)アダプタを端子部側から、パネルに当たるまで押し込んで本体を仮固定します。

(5)アダプタの固定ねじ(2 箇所)を締めつけます。締めつけ時は、2箇所のねじを交互に少しずつバランスをとりながら締めてください。また、締めつけトルクは0.29~0.39N・mにしてください。

形E5CC/E5CC-B/E5CC-U/E5CC-T

・形E5CC/E5CC-B/E5CC-T
形E5CC/E5CC-Tは、2種類の端子カバーを使用することができます。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 35

・形E5CC-U
形E5CC-Uの接続ソケットは、形P2CF-11または形P3GA-11を別途お求めください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 36

(1)防水になるように取り付けるには、本体に防水パッキンを挿入してください。密着取り付け時は防水ができません。
   形E5CC-U は、防水パッキンを挿入しても防水ができません。

(2)形E5CC/E5CC-B/E5CC-U/E5CC-T を、パネルの取り付け穴に挿入します。

(3)アダプタを端子部側から、パネルに当たるまで押し込んで本体を仮固定します。

(4)アダプタの固定ねじ(2 箇所)を締めつけます。締めつけ時は、2箇所のねじを交互に少しずつバランスをとりながら締めてください。また、締めつけトルクは0.29~0.39N・mにしてください。

形E5EC/E5EC-B/E5AC/E5EC-T/E5AC-T

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 38

(1)防水になるように取り付けるには、本体に防水パッキンを挿入してください。密着取り付け時は防水ができません。

(2)形E5EC/E5EC-B/E5AC/E5EC-T/E5AC-T を、パネルの取り付け穴に挿入します。

(3)アダプタを端子部側から、パネルに当たるまで押し込んで本体を仮固定します。

(4)アダプタの固定ねじ(2 箇所)を締めつけます。締めつけ時は、2箇所のねじを交互に少しずつバランスをとりながら締めてください。また、締めつけトルクは0.29~0.39N・mにしてください。

形E5DC/E5DC-B

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 39

(1)形E5DC/E5DC-Bをパネルの取り付け穴に挿入します。(メインユニットを挿入してから端子ユニットを取り付けてください。)

(2)アダプタを端子ユニット側からパネルに当たるまで押し込んで本体を仮固定します。

(3)アダプタの固定ねじ(2 箇所)を締め付けます。締め付け時は、2箇所のねじを交互に少しずつバランスをとりながら締めてください。
   また、締め付けトルクは0.29~0.39N・mにしてください。

形E5DC

DINレールへの取り付け方/取り外し方

・取り付け
端子ユニットのレールフックを下げ、上部のツメをレールにかけます。
レールフックがロックできるところまで本体を押しこみ、レールフックをロックします。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 41

・取り外し
マイナスドライバーなどでレールフックを下へ引き出して下側から持ち上げます。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 42

メインユニットの取り外し方

メインユニットの2つのフックを押して、メインユニットを端子ユニットから取り外してください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 43

エンドプレートの取り付け方

エンドプレート形PFP-Mは必ず本体の両端に取り付けてください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 44

形E5DC-B

DINレールへの取り付け方/取り外し方

・取り付け
端子ユニットを先にDINレールに取り付けてからメインユニットを取り付けます。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 46

・取り外し
マイナスドライバーなどでレールフックを下へ引き出して下側から持ち上げます。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 47

メインユニットの取り外し方

メインユニットの2つのフックを押して、メインユニットを端子ユニットから取り外してください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 48

エンドプレートの取り付け方

エンドプレート形PFP-Mは必ず本体両端に取り付けてください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 49

DIN レールへ連結取り付け

(1)端子ユニットの連結する側のコネクタカバーを外し、DINレールに取り付けます。

(2)端子ユニットのコネクタ同士を連結します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 50

(3)端子ユニットに配線します。

(4)メインユニットを端子ユニットに挿入します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 51

DINレールからの取り外し

(1)メインユニットを端子ユニットから取り外します。

(2)端子ユニット同士を取り外します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 52

(3)端子ユニットをDINレールから取り外します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 53

取り付けパネルへ連結取り付け

(1)メインユニットを取り付けパネルの取り付け穴に挿入します。

(2)配線済みの端子ユニットをメインユニットに取り付けます。

(3)アダプタを端子ユニット側から取り付けパネルに当たるまで押し込んで本体を仮固定し、アダプタの固定ねじ(2箇所)を締め付けます。締め付け時は、2箇所のねじを交互に少しずつバランスをとりながら締めてください。また、締め付けトルクは0.29~0.39N・mにしてください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 54

(4)配線済みの端子ユニットを、連結する側のコネクタカバーを外し、コネクタ同士を連結します。

(5)メインユニットを取り付けパネルの取り付け穴に挿入し、端子ユニットに装着します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 55

(6)アダプタを端子ユニット側からパネルに当たるまで押し込んで本体を仮固定し、アダプタの固定ねじ(2箇所)を締め付けます。締め付け時は、2箇所のねじを交互に少しずつバランスをとりながら締めてください。また、締め付けトルクは0.29~0.39N・mにしてください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 56

取り付けパネルからの取り外し

(1)メインユニットに取り付けている、アダプタを取り外します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 57

(2)メインユニットを端子ユニットから取り外します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 58

(3)端子ユニット同士を取り外します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 59

コネクタカバーの取り外し方

形E5DC-B

(1)オス型、メス型ともに、コネクタカバーの切欠き部にマイナスドライバを挿入して、コネクタカバーを取り外します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 61

コネクタカバーの取り付け方

形E5DC-B

オス型コネクタカバーの場合

(1)コネクタカバーのツメがコネクタにカチッと音がするまで取り付けてください。
   オス側コネクタカバーに上下の向きはありません。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 64

メス型コネクタカバーの場合

(1)メス型コネクタカバーの突起部を端子ユニットの溝に挿入します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 65

(2)メス型コネクタカバーのツメを端子ユニットの切欠き部にカチッと音がするまで取り付けます。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 66

DIN レールの取り付け方

DIN レールは制御盤内の3箇所以上にねじで取り付けてください。

・DINレール(別売)
 形PFP-50N(50cm)/PFP-100N(100cm)

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 67

DIN レールは地面に対して垂直に設置してください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 68

端子カバーの取り付け方

形E5CC/E5CC-T

端子カバー 形E53-COV23を下図のように端子カバーをたわませながら端子台へ取り付けてください。逆方向には取り付けられません。また、端子カバー 形E53-COV17も使用できます。
端子カバー 形E53-COV17の「UP」の文字を確認し、端子カバーを上下の穴にはめ込みます。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 70

形E5EC/E5AC/E5EC-T/E5AC-T

端子カバー 形E53-COV24を下図のように、端子カバーをたわませながら端子台へ取り付けてください。逆方向には取り付けられません。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 71

エンドカバーの取り付け方

形E5DC/E5DC-B

(1)形E5DC/E5DC-Bをパネルに設置します。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 73

(2)エンドカバーの両面テープの剥離紙をはがします。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 74

(3)形E5DC/E5DC-B の凹みとエンドカバーの凸が合うように設置してください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 75

(4)両面テープがしっかりつくように固定してください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 76

ドローアウトによる温度調節器本体の交換方法

形E5GC

メンテナンス時にドローアウト治具(形Y92F-55)により端子配線を外さずに、本体だけを引き抜くことができます。
ドローアウトは形E5GCのみ可能です。ドローアウト時は、ケースと本体の仕様を確認してください。

1.本体をリアケースから引き抜く方法

(1)ドローアウト治具のフックをドローアウト治具挿入穴(上下2箇所)に「カチッ」という音がするまでゆっくり水平に挿入してください(片側のみフックがかかった状態で引き抜いた場合、製品が破損する可能性があります)。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 79

(2) ドローアウト治具と一緒にフロントパネルを引き抜いてください。その際、無理な力を加えず、ゆっくり水平に引き抜いてください(ななめ方向に引き抜いた場合、製品が破損する可能性があります)。

(3) リアケースから本体が外れた後は、本体に片手を添えるようにしてゆっくり水平に本体を引き抜いてください。

2.本体をリアケースに差し込む方法

(1)本体をリアケースに差し込むときは、必ずシーリングゴムを装着した基板を平行にしてシーリングゴムの位置がずれないように本体をリアケースに差し込んでください。

(2)上下のケースフックが確実に掛かるようにリアケースフック(上下2箇所)を手で押えてください。正しく装着しないと防水性を保つことができない可能性があります。また、本体をリアケースに挿入する際には、基板の電子部品をリアケースに接触させないでください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 81

ドローアウト治具挿入穴にフックが片側のみ掛かった場合の外し方

(1)ドローアウト治具を図に示す方向にゆっくりと引いてください。(フックが掛かった箇所が逆の場合も同様です。)

(2)ドローアウト治具がドローアウト治具挿入穴から外れたことを確認します。

(3)本体がリアケースから外れた場合は、本体をリアケースにゆっくり水平に差し込んでください。

上記手順に従わない場合、製品が破損する可能性があります。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 82

配線時のお願い

・ノイズの影響を避けるため、信号線と電力線は別配線にしてください。

・ねじ端子台には圧着端子を使用して配線してください。

・配線材および圧着工具は、圧着端子に適合したものをご使用ください。

・端子ねじは、締付トルクを0.43~0.58N・mにしてください。ただし、形 E5CC-Uは0.5N・mです。

形E5CC/E5EC/E5AC/E5DC/E5GC(ねじ端子台タイプ)/E5□C-T・形E5CC-U(プラグインタイプ)について

配線材

配線材は下表の仕様のものをご使用ください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 85

・圧着端子使用時の電線被覆剥きしろは、使用する圧着端子のメーカが推奨する長さにしてください。

・ノイズの影響を避けるために、信号線にはシールド付きツイストペア線をご使用ください。

圧着端子

形E5CC/E5EC/E5AC/E5DC/E5GC(ねじ端子台タイプ)/E5□C-Tの圧着端子はM3の次の形状を使用してください。

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1端子への配線は、絶縁被覆付圧着端子2枚まで接続可能ですが、絶縁被覆経の大きいものはご使用することができません。
下の図を参考にして、締め付け可能な圧着端子を選定してください。(形E5CC-Uは除く)

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 89

圧着端子によっては圧着部が大きいものがあり、その場合は、図のようにあらかじめ曲げ加工をして、端子ねじと端子台の端子面が垂直になるようにゆっくりと締め付けてください。

形E5CC-Uの圧着端子はM3.5の次の形状を使用してください。

E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 90

・形E5DCで圧着端子を使用される場合は、絶縁被覆が付いた圧着端子をご使用ください。裸圧着端子をそのままご使用されると、上下端子間が短絡する恐れがあります。裸圧着端子をご使用される場合は、絶縁性能のあるマークチューブで圧着部分をカバーしてください。また、マークチューブがずれないように、マークチューブを固定するなどしてご使用ください。

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形E5GC(スクリューレスクランプ端子台)について

1. スクリューレスクランプ端子台への接続方法

接続方法は、より線/単線/棒端子(フェルール端子)ともに同じです。

・ 端子台の各部の名称

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・ 接続方法

(1)マイナスドライバで、プッシャーを押し込んでください。

(2)プッシャーをマイナスドライバで押し込んだ状態で、端子(挿入)穴に電線を挿入してください。

(3)マイナスドライバをプッシャーから離してください。

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・ 接続の確認方法

・挿入後、軽く引っ張って電線が抜けないこと(端子台に固定されていること)を確認してください。

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2. スクリューレスクランプ端子台からの取り外し方法

取り外し方法は、より線/単線/棒端子(フェルール端子)ともに同じです。

(1)マイナスドライバをプッシャーに押し込んでください。

(2)プッシャーをマイナスドライバで押し込んだ状態で、電線を端子(挿入)穴から抜いてください。

(3)マイナスドライバをプッシャーから離してください。

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3. 推奨の配線材・棒端子(フェルール端子)

・ 配線材

配線材は下表の仕様のものをご使用ください。

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・ 棒端子(フェルール端子)

棒端子を使用する際は、太さはφ0.8~φ1.4mmとしてください。また、端子に挿入する露出導電部の長さは、8~12mmとしてください。

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・ 推奨棒端子(フェルール端子)

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形E5□C-B(プッシュインPlus端子台タイプ)について

1. プッシュインPlus端子台への接続

・端子台の各部の名称

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フェルール端子付き電線、単線の接続方法

端子台に接続するときは、単線またはフェルール端子の先端が端子台に突き当たるまでまっすぐ挿入してください。

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細い単線で接続しにくい場合は、より線の接続方法同様にマイナスドライバを使用してください。

より線の接続方法

端子台に接続するときは、以下の手順により行ってください。

(1)マイナスドライバを斜めにし、リリースホールに押し込んでください。
   押し込み角度は、10° ~ 15°が適切です。マイナスドライバを正しく押し込むと、リリースホール内のバネの反発を感じます。

(2)リリースホールにマイナスドライバを押し込んだ状態で、電線の先端が端子台に突き当たるまでまっすぐ挿入してください。

(3) マイナスドライバをリリースホールから抜いてください。

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接続確認

・挿入後、軽く引っ張って電線が抜けないこと(端子台に固定されていること)を確認してください。

・導体長さ10mmのフェルール端子を使用し、端子台に挿入後、導体部の一部が見える場合もありますが、製品の絶縁距離は満足しています。

2. プッシュインPlus端子台からの取り外し

電線を端子台から取り外すときは、以下の手順により行ってください。取り外し方法は、より線/単線/フェルール端子とも同じです。

(1)マイナスドライバを斜めにし、リリースホールに押し込んでください。

(2)リリースホールにマイナスドライバを押し込んだ状態で、電線を端子(挿入)穴から抜いてください。

(3)マイナスドライバをリリースホールから抜いてください。

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3. 推奨フェルール端子・工具

推奨フェルール端子

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注1. 電線被覆外径は推奨フェルール端子の絶縁スリーブ内径より小さいことを確認してください。
注2. フェルール端子の加工寸法は、以下の形状に従っていることを確認してください。

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推奨マイナスドライバ

電線の接続と取り外しには、マイナスドライバを使用します。
マイナスドライバは、下表のものを使用してください。
下表は2015年12月時点でのメーカと形式です。

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E5CC / E5CC-B / E5CC-U ご使用の前に 114

*SZF 0-0,4×2,5(フエニックス・コンタクト製)は、オムロン専用購入形式(形XW4Z-00B)より手配可能です。

保証期間と保証範囲

データシートの「ご注文に際してのご承諾事項」をご覧ください。

3年保証の場合

下記の条件を満たす場合には保証期間を3年と致します。

[保証期間]

納入品の保証期間は弊社工場出荷後3年と致します。

[保証範囲]

次の範囲を使用条件とします。

(1)平均使用温度*:-10~+50℃

(2)取り付け方法:標準個別取り付け(パネルまたはDINレール取り付け状態)

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* 平均使用温度の確認方法
制御盤および各機器に取り付けられた状態で、周辺の機器および温度調節器が動作し、安定した状態で温度調節器の熱電対入力端子((+)(-))を短絡した状態で、入力仕様をKセンサとしたときの表示温度を参考にしてください。
ただし、温度調節器の周囲がほぼ平均されている場合とします。

上記保証期間中に納入者側の責より故障を生じた場合は、その機器の故障部分の交換、または修理を納入者側の責任において行います。