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安全上の要点

保護構造について

ハウジング部材やシール部材の膨潤や割れなど、保護構造が劣化した状態で使用しないでください。
保護構造が劣化した状態で使い続けると、破壊・焼損などの恐れがあります。

コネクタの挿抜について

・コネクタの挿抜は、必ずコネクタを持って行ってください。

・ケーブルを持って引き抜いたりしないでください。
 極性キー溝による方向をご確認の上ご使用ください。

・濡れた手で配線を行わないでください。機器通電時に動作不良や機器破損の恐れがあります。

・コネクタをかん合する時は、最初にかん合部を奥まで挿入し、ロック操作を行ってください。
 ロック操作後に必ずコネクタがかん合されている事を確認してください。

・コネクタをかん合する時は、工具は使用せず、必ず手で行ってください。
 プライヤなどの工具を使用すると破損の原因となります。

・コネクタを交換する際にはコネクタかん合表面に液体・切削油等の付着のないことを確認しかん合をしてください。

・形XS2などM12とかん合する場合は、手で固定具を締め付けてください。(適正トルク0.39~0.49N・m)

使用上の注意

・定格を超える周囲雰囲気・環境では使用しないでください。

・通電したままで配線を行わないでください。感電や機器破損の恐れがあります。

・腐食性ガスや高温多湿の雰囲気は接点接触不良や腐食による破損などの機能障害を生じる原因となりますので、使用はしないでください。

・コネクタやケーブルをむやみに引っ張らないでください。

・コネクタを足場にしたり、物を載せたりしないでください。コネクタ破損の原因となります。

・ケーブルの断線やコネクタの破損を防ぐため、踏みつけることのないような箇所に設置してください。万一そのような箇所へ設置する場合は、保護カバーを設置の上ご使用ください。

・設置時においてセンサやスイッチを取りつけない場合、プラグコネクタをかん合させない場合、コネクタのかん合面保護のため、防水カバー(形XS5Z-11、形XS2Z-11)またはダストカバー(形XS2Z-13/14/15)をご使用ください。

配線について

・ケーブル端末部を水、切削油等の液体がかかる環境に配線しないでください。

・ケーブルの配線時は、結線図に従って配線してください。
 センサやリミットスイッチをご使用の際には、接続が可能かどうかご確認ください。

・コネクタに外力が加わらないように、ケーブルを敷設してください。コネクタに外力が加わると、保護構造の性能が発揮できない原因となります。

保護構造(IP67)について

・保護構造(IP67)については水密型(完全防水)とは異なります。常時水没状態での使用は避けてください。

設置について

・コネクタかん合部やケーブル結線根元部に直接負荷が掛かるような取りつけをしないでください。
 コネクタの破損、ケーブルの断線につながる恐れがあります。

・ケーブルを曲げる場合は半径を40mm以上でご使用ください。

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