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システム要件に応じた構築が可能

多様な冗長システムに対応

CPU、電源ユニットの二重化はもちろん、通信ユニット(Controller Link、Ethernet)や増設ケーブルの二重化などお客様のシステム要件に応じて選択できる、「多様」な二重化システム構成をご提供いたします。

多様なネットワーク構成に対応

FAアプリケーションでの実績が豊富なController Linkや、Ethernetによる通信の冗長化が可能です。
また下位のI/Oレベルには、CS1シリーズで豊富な実績をもつオープンネットワークのDeviceNetやCompoNetなど多様なネットワークが選択いただけます。

高信頼性システムを簡単に導入・運用

CPUユニットの二重化が簡単

CPUユニット内のプログラムや内部データは、アクティブ/スタンバイCPU間で全て自動的に転送、同期されます。
同期するデータを選択したり、個別に転送したりする必要はありません。
稼働中CPUに異常が発生した場合は、即座に待機中のCPUに制御が切り替わります。(1サイクルタイム以内)

稼働中(Active)と待機中(Standby)CPUの間は常に同期動作。稼働中のCPUに異常が発生すると、自動的かつ連続的に待機中CPUが制御を継続します。

CS1D 特長 6

通信ユニットの二重化が簡単

CPUユニットが正常な通信ユニットを自動的に選択。
異常発生時の複雑な切替プログラムや二重化用データリンクなどは不要です。

CS1D 特長 7

電源ユニットの二重化が簡単

CPU装置、増設装置、長距離増設装置に、2台の電源ユニットを装着して、電源供給の二重化システムを構築することができます。
電源ユニットの異常によるシステムダウンを防止します。
また、故障した電源ユニットをCPUユニットの内部リレーで判別することができます。

通電中のユニット交換が可能

通電中および運転中に、CPUユニット、電源ユニット、DPLユニット、基本I/Oユニット、高機能ユニットを交換することができます。
また、ケーブル断線も監視できるため、故障個所を簡単に特定できます。

CS1D 特長 9

通電中に周辺ツールなしで直接ユニットの脱着が可能

CPU二重化・デュアル増設システムでは、ユニットのオンライン交換に専用ツールや表示器が不要です。

CS1D 特長 10

CPUユニットの二重化自動復帰機能

偶発的な要因(ノイズ等)によってCPUユニットの切り替えが発生した場合に、オペレータの操作なしに、停止した側のCPUユニットに対してリスタートをかけて、自動的に二重化状態に復帰させることが可能。
1台のCPUで稼働している状態を短縮し、異常発生に備えた二重化状態をできる限り維持継続することができます。
(PLCシステム設定での設定が必要です。ハードウェア故障の場合は、リスタート後に二重化できません。その場合はユニット交換が必要となります。

高い開発生産性を実現

構造化プログラミング、モジュール化プログラミングを余裕をもって可能にするプログラム容量 400Kステップ CPUユニットをラインナップに追加

小規模から大規模なシステムまで、目的や用途に合わせて選べる10タイプのCPUユニットをラインナップ。
全CPUユニット共通で使用できる各種I/Oユニット、高機能ユニットなどとの組み合わせによりムダのない最適なシステムが構築できます。
新たにUMサイズ400Kステップ、EM25バンクを持つCS1D-CPU68HAをラインナップに追加。
ユーザプログラム、データメモリ、コメントメモリなどメモリ総容量は5MBです。
プログラムの構造化やモジュール化を、柔軟に余裕をもってプログラミングすることができ、さらなる大規模システムへの対応を可能にします。

CS1D 特長 13

プログラムの流用、共用で開発生産性を向上

IEC61131-3準拠の言語をサポートし、ラダー言語に加えて、ST言語、SFC言語でプログラミングが可能です。
FBを使用することで、プログラムの流用、共用が可能になり、開発生産性を向上することができます。
また、従来のラダー言語に比べて、プログラムの視認性が向上し、改造作業や保守作業も効率化します。
FB/ST/SFCは、CPU二重化システム CPUユニット(CS1D-CPU□□HA)、CPU単独システムCPUユニット(CS1D-CPU□□SA)で使用することができます。
(ST : Structured Text, FB : Function Block, SFC : Sequential Function Chart)

CS1D 特長 14

ソフトウェア資産の流用が可能

CS/CJシリーズを混在してご使用頂く場合でも、サポートソフトはCX-Oneで共通。
プログラムや各データも互換性があるため、流用や再利用が簡単に行えます。
CS1D-CPU□□HA、 CS1D-CPU□□SAがサポートするFB/ST仕様は、CS1H/G、CJ2と互換性があります。

CS1D 特長 15

各種ユニットはCSシリーズと共用

CS1Dデュプレックスシステムは、CSシリーズ間で各種I/Oユニットや高機能ユニットが共通です。
そのため、トラブル復旧やメンテナンス用の部材品を共用することが可能となり、システムごとに重複して部材品を確保する必要がなくなります。

二重化システムの異常を実機で検証可能

故障診断(FAL/FALS)命令実行によって、指定した異常状態を擬似的に発生させることが可能です。
二重化PLC CPUユニットの異常状態に応じて表示器やアプリケーションのデバッグが可能です。

CS1D 特長 17